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ガンプラ改造パテ肉抜き穴

ガンプラ改造のパテ基礎:エポパテとポリパテ、ラッカーパテの違いと使い方

「肉抜き穴を埋めたい」「パーツの形を変えたい」時に使うパテ。エポキシパテ、ポリエステルパテ、ラッカー(ベーシック)パテの3種類の特性と使い分けを解説します。

ガンプラ改造のパテ基礎:3種類のパテの違いと使い分け

ガンプラを改造したり、ディテールアップを行う際に避けて通れないツールが「パテ」です。模型店に行くと様々な種類のパテが並んでおり、「どれを買えばいいの?」と迷ってしまいますよね。パテは大きく分けて3種類あり、それぞれ得手・不得手がはっきりしています。用途に合わせて使い分けるのが上達への近道です。

1. エポキシパテ(エポパテ):粘土のように造形する

特徴と用途: 2種類の粘土状の素材(主剤と硬化剤)を、手で練り合わせることで化学反応が起きて硬化するパテです。 紙粘土のように自由に形を作ることができるため、**「パーツの形状を大きく変えたい(幅増し・延長など)」「ゼロから新しい部品を造形したい」**という用途に最適です。

メリット・デメリット:

  • 硬化前は水で濡らすとなめらかになり、指やスパチュラ(ヘラ)で形を整えやすい。
  • 硬化時間は比較的長い(数時間〜半日)。
  • 完全に硬化するとプラスチックと同等以上の硬さになり、ヤスリがけや切削が可能です。

2. ポリエステルパテ(ポリパテ):盛って削る

特徴と用途: 歯磨き粉のようなペースト状の主剤に、少量のチューブ状の硬化剤を混ぜ合わせて使います。 ドロドロの状態でパーツに盛り付け、固まった後にヤスリなどで削って(削り出して)形を出します。**「大きな隙間や凹みを素早く埋めたい」「エッジをシャープに立たせたい」**用途に向いています。

メリット・デメリット:

  • 硬化時間が非常に早い(1時間程度)。サクサク作業を進められます。
  • 硬化した後はサクサク削れてヤスリがけがしやすいのが特徴です。
  • 強烈なシンナー(スチレン)臭がするため、十分な換気が必要です。

3. ラッカーパテ(ベーシックパテ):小さなキズ埋め専用

特徴と用途: タミヤの「ベーシックパテ」(チューブ型)などに代表される、ラッカー溶剤が揮発することで乾燥・硬化するパテです。(※厳密には硬化ではなく単なる乾燥です) 混ぜ合わせる必要がなく、チューブから出してそのまま使えます。**「パーツの表面にある微細なキズや、浅い引け(ヒケ)を埋める」「合わせ目消しの補修」**といった、最後の表面処理に使います。

メリット・デメリット:

  • 少し出してヘラで擦り込むだけなので、手軽で扱いやすいです。
  • 溶剤が揮発して固まるため、乾燥すると体積が縮みます(ヒケる)。そのため、深く大きな穴(肉抜き穴など)を埋めるのには絶対に使ってはいけません。

初心者へのオススメ:「肉抜き穴を埋める」場合

よくある「脚の裏」や「武器の裏」などの空洞(肉抜き穴)を埋める場合は、**エポキシパテ(エポパテ)**が最もお手軽で失敗が少ないです。 適量練り合わせて穴にムギュッと押し込み、水で濡らした指やヘラで表面を平らにならして一晩放置。翌日ヤスリで削って整えれば綺麗に埋まります。

まとめ

  • エポパテ: 粘土細工のように形を作る・大きな穴埋め用
  • ポリパテ: ドロっと盛って、硬化後に削り出して形を整える用
  • ラッカーパテ: 最後の仕上げの、浅い小さなキズ埋め専用

この特性を理解しておけば、もう模型店のパテコーナーで迷うことはありません!自分のやりたい改造に合ったパテを選んでみてください。