ガンプラ塗装エフェクトエアブラシ
ビームサーベルをリアルに!根元を白くするグラデーション塗装のコツ
ただの透明な棒だったビームサーベルを、劇中のような「熱を持ったビーム」に進化させるグラデーション塗装のテクニックを解説します。
ビームサーベルをリアルに!グラデーション塗装のコツ
ガンプラに付属しているビームサーベルの刃(エフェクトパーツ)。クリアピンクやクリアグリーンで作られていて綺麗ですが、そのまま取り付けると「プラスチックの棒」っぽさが拭えません。アニメ劇中のような、**「中心部(根元)が白熱して眩しく光り、先端に向かって色が濃くなっていく」**リアルな発光感を、塗装で再現してみましょう。
今回はエアブラシと、筆塗り(ドライブラシ)の両方の手法を紹介します。
1. なぜ根本を白くするのか?
ビームや炎などの高エネルギーの光は、光源(根本)に近づくほど温度が高く「白く」見え、離れるにつれて元の色(ピンクや緑)になります。この明暗の差を「白い塗料」を使って人工的に塗装することで、人間の目に「光り輝いている」と錯覚させることができます。
2. エアブラシを使ったグラデーション塗装(王道)
エアブラシを持っているなら、この手法が最も綺麗に仕上がります。
- 下準備: パーツの中性洗剤での洗浄と、塗装の持ち手(クリップ)に挟む作業を行います。(サーベルの無塗装の柄に挿す部分をクリップで掴みます)
- 全体をつや消しにする: 光沢のあるクリアパーツ全体に「つや消しクリアー(またはフラットベース)」を軽く吹き付け、表面を少し濁らせて光を拡散しやすくします。
- 根本にホワイトを吹く: 「つや消しホワイト」または「白+少量の蛍光ピンク等」をエアブラシカップに入れます。エアー圧を低め(塗料を少なめ)に絞り、サーベルの根元(鍔に近い部分)に向けてグラデーションがかかるようにフワッと吹き付けます。
- 蛍光色でコート(オプション): ホワイトが乾いた後、全体に「蛍光ピンク」等のクリアカラーを薄くオーバーコートすると、色が馴染んで発色が更に良くなります。
3. 筆塗りとドライブラシによるお手軽法
エアブラシがなくても、筆と塗料があれば「ドライブラシ」の技法でそれらしい雰囲気を作ることができます。
- ヤスリがけ: スポンジヤスリ(#1000程度)などで、サーベルのパーツ全体を軽くこすり、プラスチックのツヤを消して曇らせます。(エアブラシの2番と同じ理由で、光の反射を抑え、塗料の食いつきを良くするためです)
- ドライブラシ: 筆に「つや消しホワイト」を取り、キッチンペーパーで限界までカサカサに拭き取ります。
- 根本を擦る: カサカサの筆で、サーベルの根本周辺に塗料を擦り付けます。根本が一番白く濃くなるように、先端に向かって少しずつ筆を擦る回数を減らし、グラデーションを作ります。
まとめ
この「根本のホワイトグラデーション」は、ビームサーベルだけでなく、バーニア(推進器)の炎エフェクトや、ビームライフルの発射エフェクトなど、あらゆる光学的武装のディテールアップに応用できる万能テクニックです。 最初はうまくいかず真っ白にしてしまうかもしれませんが、失敗してもツールクリーナーで拭き取ってやり直せるので、ぜひ挑戦してみてください。